自分が幼い頃の父親との思い出
私の父は厳しく、厳格で威厳のある父でした。昭和のがんこ親父といったかんじでしょうか。しかし時には涙脆かったり、優しいところもあったように思います。そんな私の父の事を、思い出などをいくつか。
子供の頃の記憶って、覚えているのはいい事か、または嫌だった事は、大人になってもよく覚えているものです。
私が記憶に残っているといえば、確か5歳の誕生日に父から絵本をプレゼントしてもらった事。普段何かを買ってもらう事ってそうそう無かったので、覚えています。けっして裕福な家庭では無かったこともあり。
あとは、小学校に入る前のまだ幼稚園児の頃、ある日めずらしく父にどこかに連れてってもらった事かな。行った場所は覚えてないんですが、それより普段はまず乗ることがない急行電車に乗り、さらに忘れられないのが、父が車内販売で買ってくれたあのキンキンに凍ったカップのアイスクリーム。アイスクリームも普段は滅多に食べた事がなくて、特別の日にしか食べた事無かったと思います。当時の私にとっては、急行電車に乗り車内でアイスクリームという、ダブルでなんと贅沢な、父がしてくれた一大イベントでした。
厳しくもあり、優しさもあった父との思い出
つづく