私が長いこと、女風の業界に携わってきて思うこと。様々なことがありますが、かいつまんでいきます。
私がこの業界入りした頃は、インターネットもSNSなども今より全然普及していなくて、女風の存在自体も今ほど認知度はなく、またお店自体も今よりかなり少ない時代でした。
女風の宣伝広告の媒体となるものは、一部の雑誌であったり、夕刊紙やごく限られたもので、言ってみれば怪しい世界でした。そんななか一般女性誌に取り上げられたり、情報番組にて取り上げられた事もあり、それが今からもう20年以上前のことですが、その辺りが第一次女風ブームと認識しております。
その時代であっても、まだ今ほどは女風の存在を知られてはいなくて、ご利用される方々もひっそりと、他人に知られないように利用されていたものでした、
時代は変わって、今は女風店もその頃と比べ物にならない程増えて、それに伴い女風のキャストも激増しました。女風店の形態としても、性感マッサージ、出張ホスト、レンタル彼氏と呼ばれるものも出現したり、実に多様化してきました。
以前ならば、お客様がお店に直接お電話またはメールでご依頼する形がほとんどで、Twitterなども無ければ、DMでのやり取りも無かった時代。
今は、セラピストとのDMやLINEでのでのやり取りは、普通に当たり前のように出来る時代となり。
そのようなこともあり、お客様とセラピストの距離がだいぶ近くなったように思います。実際にご利用前に
気になるセラピストとやり取りが出来て、やり取りをしてみて、ご利用をするかどうかの判断をされるお客様もいらっしゃる事と思います。
TwitterやLINEなど便利ではありますが、その反面以前にはなかった現象が起こってきます。その一つに、ユーザーさんとユーザーさんか繋がることが可能になり、ユーザーさんのオフ会なるものもあったり、ユーザーさん同士の繋がりによるトラブルなどもあると聞きます。
マウントといったこともその一つ。私はセラピストの○○さんに、こんな事をしてもらった。こんな物をいただいた。こんなサービスをしていただいた。などなど、中には生々しい話しも。秘め事ということもあるように、全てがオープンでは無くて良いのではないかと思います。
以前には、マウントとは無かった現象であり無かった言葉でもあります。自分は思います。お客様においても、幾らご利用金額や回数が多いから偉いという訳では無いと思います。
他のセラピストもそうであるかと思いますが、お客様のご要望であったり、カウンセリングシートの内容を基に、お客様それぞれによってサービス内容が違ってくることもあります。それは贔屓ということではなく、お客様ごとにカスタマイズされたサービスという意味でもあります。
マウントといいましても、様々なケースがあると思いますし、中にはする側がマウントとは思っていないケースもあるのではと思います。
時代の流れとともに便利になった反面、繋がり過ぎて摩擦が生まれたり、トラブルが発生したり、酷いと病んでしまったり、、、
SNSなども使いようであると思います。良くも悪くも。SNS上の人間関係に疲れたら、離れてみるのも良いのではないでしょうか。
あまり深く関わり、入り込むほどしんどくなるものです。距離感を保ち、割り切る事も必要です。
あえて、利用する時だけの連絡だけも有りだと思います。昔はそうだったように。
ご利用される理由は様々ですが、ご自身の意思で、ご自身が利用したい時に、誰にも左右されることなく、誰にも邪魔されることなく、誰の為でもなく、ご自身の為のご利用であって欲しいですし、利用して良かった、また明日から頑張ろう!と、活力にもなり、女性としての悦びを得られますよう。
ご利用される皆様には、素敵な女風ライフでありますようにと願っています。