AV男優時代の話し②

前回に続いて私が以前にいましたAV男優時代の話しを。前回は、AV男優になったきっかけでした。

今回は初めてのAV撮影の時のことを。私がお世話になる事となったAVプロダクションは、AV女優を抱えるだけでなく、AV制作も行っており、そこの制作するAVに出演したのがAVへの初出演でした。

タイトルも分からなければ、その時の女優さんも、もう記憶には無いのですが、先に絡みシーンをした男優さんや、どんなスタジオだったかは、何となく記憶にはあります。コンクリートの上に、マットレスだけがあり、周りにはなぜかローソクが何本も立てられていて、そんなセットだったなあ~ということは、薄らと記憶にあります。

そして、いよいよ自分が絡むシーン、濡れ場シーンです。その時の監督からは、指示といった指示は無かったと思います。言ってみれば、まさにぶっつけ本番です。「ヨーイスタート」の合図だけで、はいどうぞ、ではセック○をしてください。というようなノリです。

さて、絡みシーンの撮影がスタートしました。ワタクシもその当時は既に童貞は卒業していましたし、経験人数はそんなに多くなかったけど、まあ初めの愛撫のシーンは難なく終えて、さて攻守交替、流れ的に次はフェラシーンですね、

今まで生きてきたなかで、カメラの前でフェラされるのも初めての事。どうなったかというと、うちのムスコがまあ、言うことをきかない、ビクともしません。おかしいなぁ~普段、プライベートならあれだけ元気なのに!

撮影は待ってはくれない。フェラで芯が入らなくても、次はいよいよ○入シーンです。名誉挽回するべく、よし決めてやろう!と、意気込むものの、うちのムスコは、相変わらずご機嫌ななめで、柔らかいまま。そして、気合でねじ込もうとしても、芯が入らないことには無理があります。

そんな時は、どうするのかといいますと、業界用語で「勃ち待ち」といって、カメラを止めて、ムスコさんが元気になるまで、自力で立たせたり、女優さんにご協力いただいたり、、

しかし、一向にその日うちのムスコさんは、ご機嫌ななめのまま言うことを聞いてくれることなくカット。頭が真っ白のまま、自分のシーンは終了!ワタクシのAV初出演は、ほろ苦く、色んな意味で忘れられないものとなりました。

つづく

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